4Kビデオカメラでのビットレートと舞台撮影に関して
最近は民生機のほうが数多く出ておりますが、ハイビジョンの4倍の解像度で撮れる4Kのカメラとテレビが登場しております。(業務機も出ておりますが、ハンディが主体ですので業務機や放送用はより後の段階になるでしょう。)
舞台や暗い所の撮影では、ピントと感度の問題があるので、もう少し先になりそうですが、4Kの民生機のビットレートは100メガと、あまり高くありません。これは新しい圧縮方法がよりデータを小さくしていることと関係し、解像度は4倍になりますが、データの大きさは2.5倍に留めていることが最大の理由です。
例えばパナソニックのGH4では、4Kも高画質のハイビジョンも同じ100メガとなっておりますが、(ハイビジョンでは200メガの設定もあります。)逆に撮影時のホワイトバランスやせっていなどをよりシビアにやっておかないと、後でマルチカメラで微妙な設定をするのが容易ではない、ということでもありますので、注意が必要です。